災害時対応
SS(サービスステーション)は、ガソリンなどの可燃性の危険物を取り扱う施設として、消防法や建築基準法のもと、厳しい基準で建築されており、耐震性、耐火性に優れて堅牢です。災害時において地域の安全・安心の拠点としてガソリンや軽油を安定的に供給できるよう、取り組んでいます。
・住民拠点サービスステーションについて(資源エネルギー庁)
住民拠点サービスステーション(住民拠点SS)は、自家発電設備を備え、災害などが原因の停電時にも継続して地域の住民の方々に給油できるガソリンスタンドです。
・災害対応型給油所について
災害対応型給油所は、災害対応能力を強化したSSのことを言います。阪神淡路大震災後の国の補助事業として各種設備(太陽光発電設備、内燃機関発電設備、貯水設備等)を備え、緊急時に緊急車両への優先給油等が行えるよう整備されたSSです。
・災害時対応訓練の実施
平素から災害時に円滑に行動できるよう、毎年、国の「緊急時石油製品供給安定化対策事業」を活用し、県内の住民拠点SSにおいて災害時非常用発電機を稼働させ、緊急車両への給油が可能とする災害時対応実地訓練を行っています。
・災害時における石油類燃料の供給及び帰宅困難者支援に関する協定の締結
災害時の緊急・復旧対策に使用する石油類燃料の供給や帰宅困難者の支援に関する協力について、島根県と島根県石油協同組合は、平成21年4月30日に協定を締結しています。